顎の筋肉と頭を支える
筋肉のバランスのズレ
口を開閉する際に用いる顎の筋肉や、頭を支える首の筋肉が緊張によってバランスがズレていきます。
背骨全体・骨盤のズレ
首の骨がズレると「背骨全体・骨盤」がズレます。
全身病の発症
放置すると80〜90には、寝たきりになる可能性も!
全身咬合病を起こす原因の咬み合わせ
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噛むときに奥歯より先に前歯が当たり、顎(顎関節)がズレてしまう
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咬合平面が歪んでいる
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奥歯が咬んでいない所がある
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歯並びが悪い
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歯をスリ合わせたときに奥歯が強くあたる
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咬み合わせたときに上下の前歯が咬みあわない
治療の流れ
まずはあなたの噛みあわせのお悩みをお聴かせください。当院ではカウンセリングルームを完備しておりますので、周りの患者様を気にすることなくお話いただけます。
患者様のお口の状態を診ながら基本的なお口の検査を行っていきます。
レントゲンや場合にとっては更に精密に顎関節の状態を知るためにCTやMRIといった検査をしていきます。
患者様の歯型の採取し模型の作成を行い、その模型を基に噛みあわせの状態をシュミレーションしていきます。
様々な手法を用いて左右の顎のズレが生じていないかを確認してきます。※詳しい顎機能検査の内容は下記参照
スプリントと呼ばれるマウスピースを用いて、噛み合わせのズレを治療していきます。
症状より期間は変りますが、1ヶ月~半年程度スプリントによる治療を継続していきます。
最終的に理想の噛みあわせになるよう調整を行っていきます。
噛み合わせの調整では限界がある場合、補綴物(詰め物・被せ物)の不適合による原因も考えられます。その際には新たな補綴物に入れ替えることで、理想的な噛み合わせを構築していきます。
詳しい咬合診断の手順
患者様のお口の状態に合わせて超音波測定によるデジタル式顎運動計測装置を用いていきます
フェイスボウという器具を用い咬合器に歯列模型を患者様の近似値で付着します。
上下の歯列の関係は咬み合わせた状態ではなく、両側の顎関節が(この時点で)最もリラックスした位置でのポジションになります。
この段階では、患者様のアゴの動きが正確に咬合器上に再現されたといえず、おおよその位置関係と考えられます。
CPI(Condylar position indicator)という器具を用い左右のアゴの三次元的ズレをチェックします。
グラフペーパーの中心か顎関節か、現時点で最もリラックスした位置、点のついている場所か、咬み合わせたところの顎関節の位置です。
この差が顎関節が最もリラックスした位置と咬み合わせた時の位置のズレ、いわゆるアゴのズレということになります。
アゴのズレが確認されたらスプリントというマウスピースを使用し、アゴの位置を安定させます。
アゴの位置が安定し、本当の意味で両側の顎関節が最もリラックスした位置が得られたら顎機能検査を行います。
左右の顎関節の動きがグラフペーパー上に再現されます。
ここで本当の意味で、アゴがリラックスした位置で顎機能検査のデータを元に上下模型を咬合器に付着します。
生体のアゴの動きが正確に咬合器上に再現されます。ここではじめて本当の意味での咬合検査診断、顎機能診査診断が可能となります。
精密咬合検査費用 | 5万円(税別) |
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咬合治療費は患者様の状態に合わせて別途お見積もりをお出しいたします。